色々なお味噌

色々なお味噌たち

古代米の赤米(自然栽培) この赤み具合が何とも神々しい

今月は自分達のお店用ではなく、持ち込みのお味噌を仕込んでいる。自分達が育てた原料でお願いされたり、この品種を天然菌で味噌にして欲しいと言われたり、色んな場所から味噌好きな方からの原料が集まってくる。
先月からそれらを醸している。

古代米の緑米(自然栽培)


古代米や希少な在来種が集まってきて、造り手としては、とてもわくわくする。

在来種の赤大豆(自然栽培) 古代米の赤米と合わせて天然菌でお味噌にする。古代から受け繋がれてきた品種を天然菌がどう醸すのか、とても楽しみな味噌


2~3種類の少量の味噌を造る方が効率や生産性も高まるが、色んな農家さんに出会い、いろんな原料が持ち込まれると、味噌にしたくてたまらなくなり、気持ちが押さえられない。

在来種の緑大豆(自然栽培) こちらも古代米の緑米と合わせてお味噌にする。緑米と緑大豆が天然菌でどう醸されていくのか、楽しみ

原料ごとに発酵の仕方は異なる。お米にしても天然菌との相性や、水分量、水分の吸収率、温度変化など様々。その無数の変化を感じながら醸していくと、どんどん神経が研ぎ澄まされていくような感覚になっていく。

在来種のもち大豆(自然栽培) これは鳥取・丸瀬家さんのもの。当店の定番商品である白みそに使わせてもらっている。甘みが強く、甘さを大事とする白みそとの相性は最高

無規律であるほど、菌との会話も増えてくる。
頭の中には造りたい味噌が無数にあるが、時間をかけて少しずつ形にしていけたらと思う。

丹波種の黒大豆 今週は黒豆みそも造る

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